漢方内科
昨今、ドラッグストアにもきれいなパッケージの漢方がズラリと並ぶようになりました。これまで以上に漢方が身近になった時代といえると思います。
漢方薬は生薬の組み合わせで出来上がっており、いわば食の延長ではないかと考えています。なんともいえない体調の悪さ、はっきりとした病名がつかないとき、西洋薬で対処が難しいなど、現代医療の間を埋める役割として非常に適しているのではないかと思います。
もちろん御自身で購入されて漢方を試されるのも一つですが、ぜひ保険診療の中で漢方治療を受けていただくことも御検討ください。
当院では、虚証・実証に基づいておおまかな処方の枠を決めた上で、腹診等を通して、患者様に適した漢方をご提案します。
以下に一例を掲示しますが、お困りごとは何でもご相談ください。
- 風邪症状
漢方薬を西洋薬の一つの症状に特化した薬と併用することによって、身体全体のバランスを戻していくことを期待します。
- 倦怠感
ダルさに対する西洋薬は適切なものが無いことが多いです。自覚される症状から適切な漢方薬を選択し、お使いいただくことで改善が期待できる場合があります。
- 食欲不振
西洋薬の吐き気止めや胃薬ももちろん重要な役割を果たしますが、漢方薬が効果てきめんなことがあります。
- 更年期症状
程度の差こそあれ、閉経の前後の更年期にそれまでなかった症状で困られることは多いと思います。
婦人科でのホルモン補充療法に併せて、漢方治療が症状改善に役立つことが多くあります。